田原俊彦の人気凋落原因は「ビッグ発言」ではない


 1月24日に新曲『上海慕情』を発売した“マッチ”こと近藤真彦(42)..........
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そりゃまあ、あれだけ人気が凄かった時代に比べれば落ちているとい言われても致し方ないでしょう。
でも、まがりなりにもまだ芸能活動で食えているということは認めなきゃいけません。

光ゲンジの元メンバーなんて他にも仕事持ってやってるでしょ。兼業してるだけでもまだマシなほう。
完全に芸能界から引退して知人の会社でサラリーマンというケースだってあるんだし。

じゃあ田原俊彦が今の芸能界に苦労しながらしがみついているのかという印象はどうでしょう。
あれだけテレビや映画の仕事をしていた人間が、ぱったり出なくなればそう思えてしまいますか。
でも本来の芸能活動なんてものは地方の小さい会場でのコンサートだとかディナーショーが本道でしょう。
テレビや映画で活躍していることが凄いだけ。

全国区が普通でドサまわりがみじめ
というのは逆で
ドサまわりが普通で全国区を続けることが凄い
じゃないでしょうか。

実際のところ、主催公演で客を集めるほうが直接金が行き交うぶんだけシビアで難しいですよ。
テレビのようにパックで使われたり出演料が保証されているほうが楽。
日本全国の中に、それでもこの人のためにいくらかお金を使おうという思ってる人がいるんだから。

結局ファンも歳をとるから、お金を使わなくなるからね。でもコアなファンほど大きくお金を使ってくれる。
大きな会場で客を集めるには浅いファンまで連れこないといけないから、自然値段はリーズナブルになってしまう。
小さな会場でコアなファンを集めれば、経費も掛からず金額も悪くない。

年間3000人のファンが3万円ほど使ってくれれば、それだけで9000万円の商売ができる。
諸々の経費で三分の二が飛んでも手元には3000万円が残る。
この時代、年収3000万円もあれば十分じゃないですか。
税金を考えたら億を稼ぐより能率いいかもしんない。
そこそこの贅沢だってできるでしょう。

昔の大スターは、そのそこそこの贅沢で我慢できないから莫大な借金を背負って死んでいったんだな。

それを思えば、田原俊彦は身の丈に合わせた仕事と暮らしをしているだけですよ。
それで一般人より良い収入で良い暮らしをしてるのだから、それを落ち目といってたら我々の立場がございません。

我らみじめな税金奴隷、資本家に搾取をうける労働者、一般人でござ~い。ってところなんでしょうな。